文化庁が第2次補正予算で560億円計上した令和2年度「文化芸術活動の継続支援事業」ですがようやく募集案内が公開されました。
 
支援の種類は現時点での公表は4つのコースがあり、
・フリーランスが使えるコースが二つ、
・常時雇用する従業員が20名以下の小規模事業者が使えるコースが一つ、
・常時雇用する従業員が20名以下の小規模事業者とフリーランスが共同で取り組むコースが
一つとなっています。
 
常時雇用する従業員が20名以下の組合員企業はこの制度を直接申請する事ができます。
ただしこの支援は給付金ではなく補助金ですので、補助条件があり、それに沿った経費しか認められません。領収書も必要となります。持続化給付金のように何にでも使用できるわけではありません。

非常にわかりにくい制度になっており、このままだとほとんどの団体・企業が使用できない状況となります。私ども全照協はじめ文化団体が制度の改善を求めていますので、日々条件が変化していく可能性があります。

以下、参照ページをリンクいたしますので、申請を希望される組合員企業様はご確認お願い致します。
 
この支援制度はフリーランスも使えます。むしろフリーランス寄りの支援になっています。
組合員企業様がご発注するフリーランスの皆様に、このメールマガジンご転送頂けますと幸いです。
 
フリーランスの皆様が使用する際には、直接補助金事務団体の「日本芸術文化振興会」に申請できますが、統括団体(業界団体)からの事前認定を受けると提出書類が少なくなり、審査も早くなるそうです。尚、認定については、フリーランスのみが必要となり、組合員企業様が申請する際には不必要となります。
 
照明事業に関しては、全照協と照明家協会と2団体ございますが、二重申請を避けなければいけませんので、どちらかに統一窓口を置く事で協議し、私ども全照協は会員が法人のみの事業者団体、日本照明家協会がフリーランスも含む個人団体でございますので、団体の性質上「日本照明家協会」が窓口になる事が最善だと判断しました。
 
しかし、日本国内のほとんどのフリーランスを直接発注するのは、全照協組合員企業様になりますので、
・認定窓口・事務「日本照明家協会」
・宣伝告知「全国舞台テレビ照明事業協同組合」
という分担で行います。
7月10日に本件での合同ミーティングがございますので、その後資料等メルマガにてお送りさせて頂きます。
 
本件、補助金を専門としている方々ですら理解できないと非常にわかりにくく、使いにくい制度です。
 
皆様のお役に立てるように全照協からも採択状況リサーチして、こういう内容なら採択されるみたいだという情報をメルマガでお伝えして行きますが、皆様の方からも申請採択情報等共有できる情報ございましたら事務局までお寄せいただけると助かります。
 
文化芸術活動の継続支援事業(文化庁HP)
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/20200706.html
 
募集案内(PDF)
https://keizokushien.ntj.jac.go.jp/dl/offering_circular.pdf
 
事業概要(PDF)
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/20200706_02.pdf
 
募集案内骨子(PDF)
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/20200706_03.pdf
 
Q&A(PDF)
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/20200706_04.pdf
 
入力事項イメージ(PDF)
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/20200706_05.pdf