1月24日に開催されました、衆議院予算委員会におきまして、浮島とも子衆議院議員より、萩生田経済産業大臣、金子総務大臣に対して、舞台技術スタッフ支援についての関連質問をして頂くことが出来ました。

質問にあたり、事前に何度も寺田常務理事との電話ヒアリングを重ねて頂き、限られた質問時間な中、進行が押している状況にも関わらず、順番を替えてまで他の質問に優先して、舞台技術スタッフ支援についてご質問頂きました事に深く感謝申し上げます。

ご質問の中で、
「舞台は演じる側のキャストが揃っていても、支える舞台技術の方がいなければ成り立ちません」
「にもかかわらず日本標準産業分類において舞台技術スタッフを定義する分類がありません」
「彼らの仕事は重要なものにも関わらず、その他扱いで国や行政の施策が届きにくい」
「国の施策がしっかりと行き届くためにも、令和5年の日本標準産業分類改正で必ず舞台技術スタッフの分類を設定する必要があると考えます」
とのご質問を萩生田経済産業大臣に行って頂き、

萩生田経済産業大臣からも、
「文科大臣時代に、舞台を行うには様々なスタッフの皆さんが居なければいけないことがわかりました」
「成長産業であるエンターテイメント産業を支えて頂いてる実態を踏まえながら、舞台技術スタッフに適切な政策の立案に繋げて行くためにもご提案のとおり、産業分類上明確に位置づけることが重要だと認識しています」
「あらたな分類指定に向け、所管大臣である総務大臣と共に検討してまいりたいと思います」
との全面的なご理解と、後押しをするご答弁を頂くことが出来ました。

金子総務大臣からの
「関係府省や統計委員会の意見を聞きつつ必要性を適切に判断して参ります」

とのご答弁に対しては、
「舞台というものは舞台技術スタッフなくしては絶対に成り立ちません。しっかりとした専門職ですし一流の職業であると思っておりますので、しっかりとした分類を作って頂くよう強く要望させて頂きます」
と、非常に強いお言葉での発言をして頂きました。

萩生田経済産業大臣にもこれまで何回もお目にかかり、我々の存在をご認識頂き、力強いお言葉を頂きながら、実際に我々の状況を改善していくための支援を頂いてきました。

これまで当団体がロビイング活動を行ってきたお二方の先生のおかげで、舞台技術スタッフの事が国会の予算委員会で取り上げられるという奇跡的な状況を作り出して頂き、業界の先達からの悲願でも有り、今後の事業経営に必要な、舞台技術スタッフを定義する日本標準産業分類の新設に向けて、大きな一歩を踏み出すことが出来たかと思います。

まだまだ様々に乗り越えなければならない事がありますが、浮島先生、萩生田先生、関係省庁のご助力を頂きながら、一歩づつ進んでまいります。

以下、昨日の予算員会の中継動画リンクを張らせて頂きます。
お時間ございます時にぜひご視聴頂けますと幸いです。

・「1月24日衆議院予算委員会」浮島智子衆議院委員説明・質疑映像
  (衆議院インターネット中継HP)

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53375&media_type=
リンク先に発言者一覧が表示されますので、「浮島智子(公明党)」をクリックして頂きますと動画が再生されます。

・5:24:59 浮島代議士 文化芸術支援質問 
・5:28:28 岸田総理答弁
・5:30:00 浮島代議士 総理答弁を受けての要望 
・5:31:28 浮島代議士 舞台技術スタッフ支援 
・5:33:29 萩生田経済産業大臣答弁
・5:35:23 浮島代議士 経産大臣答弁をうけての要望
・5:35:46 金子総務大臣答弁
・5:36:14 浮島代議士 総務大臣答弁をうけての要望
・5:36:29 浮島代議士 纏め

また、昨日の予算委員会を取り上げた記事が新聞各社から出ております。
以下に記事データを添付させて頂きますので合わせてご確認ください。

読売新聞
https://www.zenshokyo.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/01/25f67818dd9cf6977f7c28ccb07cf279.pdf

東京新聞